願望、欲求、なんとなくそう思う。
そう思い出したら、とまらなくなるわけで、どうすればいいの・・・とモヤモヤしている。
ここまで自分が蛇好きな人になるとは思ってなかった。
意味もなく振り返ろう。暇潰しだ。
幼稚園の時に、山道で足の上をニョロニョローと通り過ぎて行ったのが、
記憶として残っている蛇とのファーストコンタクトだったと思う。
真っ黒だった。
カラス蛇なのかな？ここらへんにいるのか知らないけど記憶をたどるに真っ黒だった。
ビビって先生を呼ぶ声も出ず、動けず、言葉通りフリーズしたあたり、
人は遺伝子レベルで蛇を警戒するのが本能に刻まれているのだろうか、とも考えたくなる。
しかし・・・蜂を素手で握りつぶすわ、ムカデもビニール越しに捕まえて遊ぶわ、
怖いもんなしだった記憶もある。今となっちゃ考えられないけども。怖ぇ！ガキ怖ぇ～っ！
次は中学生の頃、サバイバルゲーム、通称サバゲーやってる時だ。
エアガンが流行っていて、公園で打ち合いをしていた。
身長ほどにもなる草むらに隠れているとき、足元で何がが動いて、やべぇ！と草むらを飛び出た。
飛び出た草むらからヘビが顔を出し、ニョロニョロと胴体を見せながら草むらに戻っていった。
めちゃくちゃ太くて、めちゃくちゃ長く見えた。これも黒っぽかった。
今になって思えば、該当する種類が見当たらない。
恐怖で誇張して記憶しているのだろうと、納得せざるを得ないけども、
身近な野生にこれだけの大物がいると思うと少しワクワクしてしまうあたり、もう手遅れなのだろう。
次は高校の部活中だ。何を隠そう山岳部、登山部とでも言うのだろうか。
ほとんどの人が驚くことに、総体があり、ちゃんと国体まである。
格好よく言えば、部長を努め、国体にも出場した。
ここで質問者が口を揃えて聞いてくることがある。「なにをする部活なの！？」
残念ながら、未だに自分でも何をやっていたのかわからないでいる。
皆が思うよりも色んなことをやらなくてはいけない部活だった、と言葉を濁しておこう。
ちょっとした自慢というか、噴火前の新燃岳を付近で眺めたことがある。良い思い出になった。
とりあえず山登りする部活なので、結構、野生の蛇に遭遇しているかも？
なんて思うけども、意外に少ない。記憶では１度だけ。
山道を歩いていると、通路横から出てきて、人間に気付き、
進路の方に逃げるもんだから、しばらく追いかけてしまうような形になった。
これは間違いなくアオダイショウだった。
この頃からもう嫌悪感はなかったと思う。
そして最後に野生として接触があったのが、仕事中だ。
当時、勤務して３年目のころ、夜中に取り扱っていた機械が止まった。
上司、先輩２名から「お前、蛇触りきぃや？」と電話があった。
機械に絡みつき、安全装置が動作してしまったようで、蛇が苦手で触れず困っていた。
駆けつけた時にはまだ息はあったものの、残念ながら重傷を負っていて、助からなかった。
アオダイショウだった。１mくらいあったかな。はじめて触ったのがこの時だった。
田舎に住んではいるものの、意外と蛇との思い出は少ないのである。
そして飼育をはじめてからは、野生の蛇なんてどうでもいいと思っていた。
なんか汚そうだし、色も綺麗じゃないし、珍しくもないし、と遠慮していた、と言うと正しいのかな。
ペットショップにいるCBアオダイショウは綺麗で、なんとなく興味はあるのものの、
だってこれ、そこらへんにいるんでしょ？ってなって買ってまで飼う気が起きない。
しかし、こうやって振り返ってみると、そこらへんにいるはずなのに、あまり見ていないのだ。
こうなってくると、逆に蛇が好きになった今だからこそ、こちらから野生の蛇に遭遇しにいきたい。
と意味もなく、妄想がとまらなくなり、冒頭に戻るわけだ。そして文も無駄に長く読み難いわけだ。
飼育するかは別にして、野生の姿を観察してみたいのです。写真撮れるだけでも満足かも。
たぶん捕まえちゃったら、怪我や寄生虫などの外傷がなければ、連れて帰るだろうけどもっ！
人間って残酷だよね～と思いつつも、何を今更、とも思う。
しっかし体調がよろしくなくて、動けずにモヤモヤする。
痛みだしたら、痛みで吐き気がでて、うっと嘔吐くとまた痛むという悪循環から抜け出せない。
治ったら、久々に山登りでもしてみようかな～なんて思う。
あわよくば野生の蛇に遭遇！？なんてなことも考えちゃうけど、
この時期、暑いだろうな～と結局、思い過ごしたまま忘れていきそうでもある。
とりあえず体調が良くなるのを待つばかりだけど、もうそろそろ２週間ほどこの状態だよ・・・
ちょっと不安になってみたりもする。治れ～！というか治せ～！
